GaN充電器でMacBookが充電できない原因と対処法|順番に試せば直る

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GaN充電器を買ったのにMacBookが充電できない、または充電が遅くて困っていませんか?原因は充電器だけとは限らず、ケーブル・Mac側の設定・ポートの状態など複数の可能性があります。この記事では原因別の対処法を順番に解説するので、上から試していけばたいてい解決できます。

結論:原因と対処をまず言う

この記事の結論

  • 主な原因:充電器の出力不足・USB-Cケーブルの規格不足・Mac側の充電最適化設定・ポートやケーブルの不良
  • 対処法:別ケーブル・別ポート・別コンセントで切り分けて、Mac側の充電設定も確認する

充電器を買い替える前に、ケーブルとMac側の設定を確認するだけで解決するケースが多いです。まず、やりがちな間違いから整理します。

やりがちだけど逆効果:よくある間違い

先に間違った対処法を整理します。同じことをしていたら要注意です。

やってはいけないこと

  • 「GaNだから必ず高速充電できる」と思い込んで原因調査をしない:GaN技術は発熱効率の話であり、出力W数が足りなければ充電は遅くなります
  • ケーブルの差し替えをせずに充電器だけ疑う:ケーブルの断線や規格不足が原因のケースは非常に多いです
  • MacのOSの充電最適化設定を充電不良と勘違いして充電器を買い替える:macOSには意図的に充電を80%で止める機能があります

では、原因を一つずつ整理していきます。

なぜ起きるのか?原因を整理する

主な原因は4つあります。

原因①:充電器の出力(W数)がMacBookに対して不足している

MacBook Airは最低30W、MacBook Proは最低65〜96Wが推奨されています。これを下回るW数の充電器を使うと、充電が極端に遅くなったり、使用中にバッテリーが減り続けたりします。GaN充電器を買ったとしても、W数が足りなければ同じ問題が起きます。

原因②:USB-Cケーブルの規格が対応していない

USB-Cケーブルには充電専用・データ転送対応・高出力対応など種類があり、安価なケーブルは高出力の電力を流せないものがあります。充電器のW数が足りていても、ケーブルがボトルネックになって充電が遅くなるケースは非常に多いです。

原因③:macOSの充電最適化機能が作動している

macOS Ventura以降には「充電最適化」機能があり、バッテリーの長寿命化のために意図的に80%付近で充電を一時停止することがあります。これを充電不良と勘違いしているケースがあります。設定を確認して「今すぐフル充電」を実行すれば解消できます。

原因④:複数ポート同時使用で出力が分散している

GaN充電器の複数ポートを同時に使うと、合計出力をポート間で分配します。MacBookに割り当てられる出力が下がって充電が遅くなるのはよくある失敗パターンです。MacBookを充電する際は単独ポートで使うのが基本です。具体的な解決手順に移ります。

解決方法:順番にやれば直る

次の手順を上から順番に試してみてください。

  1. MacBookのモデルを確認し、推奨充電W数(Air:30〜70W、Pro:65〜140W)と充電器の出力を照合する
  2. USB-CケーブルをApple純正または高出力対応の信頼できるケーブルに替えて充電してみる
  3. GaN充電器の別のポートに差し替え、他のデバイスとの同時充電をやめて単独ポートで試す
  4. 別のコンセント口に挿して、コンセント側の問題でないか確認する
  5. macOSの「システム設定→バッテリー→充電最適化」を確認し、「今すぐフル充電」を実行する
  6. MacBookを再起動して再度充電を試みる
  7. 充電ポートに汚れやホコリが詰まっていないか確認してエアダスターで清掃する

ほとんどのケースはここまでで解決します。それでも充電できない場合はハードウェアの問題の可能性があるため、Appleサポートへの相談をおすすめします。

注意

MacBook Pro 14インチ以上のモデルは96〜140Wが推奨です。65Wの充電器でも充電はできますが、高負荷作業中は充電が追いつかずバッテリーが減ることがあります。高性能なMacBook Proを使っている人は100W以上の充電器を選んでください。

それでも直らない場合:充電器の買い替えを検討する

上記の手順をすべて試して改善しない場合、充電器の出力不足が根本的な原因の可能性があります。正直なところ、ここまでやって直らないなら充電器自体のW数を見直すタイミングです。

MacBook Air向けには67〜70W、MacBook Pro向けには100W以上のモデルを選ぶと充電不足の問題は起きにくくなります。
Anker Prime 100Wのレビュー・MacBook Proでの使用感はこちら

MacBook別のおすすめW数

  • MacBook Air(M1/M2/M3):67〜70Wのモデルがちょうどいい
  • MacBook Pro 14インチ以上:100W以上のモデルを選ぶと安心

まとめ

まとめ

  • GaN充電器でMacBookが充電できない原因は、出力不足・ケーブル不良・Mac側の設定・ポート汚れの4つが多い
  • まずケーブルの交換と単独ポートでの充電を試すと、多くのケースで改善する
  • macOSの充電最適化設定を充電不良と勘違いしているケースも意外と多い

この手順を上から順番に試せばほぼ解決できます。充電器を買い替える前に、ケーブルとMac側の設定を先に確認してみてください。

MacBook Airに65Wの充電器は使えますか?
使えます。MacBook AirのM1/M2/M3モデルは30〜70Wが推奨なので、65Wあれば問題なく充電できます。ただし複数ポートを同時使用すると出力が分配されるため、MacBookを充電する際は単独ポートで使うのがおすすめです。

充電が80%で止まってしまいます。故障ですか?
故障ではありません。macOSの充電最適化機能が作動しているだけです。「システム設定→バッテリー→充電最適化」を開いて「今すぐフル充電」を選択すると100%まで充電できます。バッテリーの長寿命化のための意図的な仕様です。

どんなUSB-Cケーブルを選べばいいですか?
USB PD対応・100W以上に対応したケーブルを選ぶのがおすすめです。Apple純正のUSB-C充電ケーブルのほか、AnkerやUGREENなど信頼できるメーカーの高出力対応ケーブルであれば問題なく使えます。100円ショップの安価なケーブルは高出力に対応していないものが多いため避けてください。

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